「医学の父」と呼ばれるヒポクラテスさん。
それまでの「医術」を「医学」としてとらえた人ですね。
紀元前5世紀頃の古代ギリシャ時代の医師で、
今でも約半数の医学校で「ヒポクラテスの誓い」が用いられているそうです。
過日、4月2日の新聞で岐阜市民病院の新人スタッフの方々が近くの公園で
「ヒポクラテスの誓い」「ナイチンゲール誓詞」を唱和されたという記事を読みました。
東日本大震災で治療に当たったスタッフの方が、職種を超えた連携の大切さを
痛感したことから始まったそうです。
ヒポクラテスの誓いは9つに分かれていて、ここでは大変なので💦
割愛させてもらいますが、「医師の心構え」といったものを説いています。
今では当たり前?なことが紀元前にすでに教えられていたとは。
それが21世紀にいたった現代にも生きているとは。
ハーブやアロマテラピーでも少しだけ勉強しますが、ほんとに一瞬だけなので、
医学の始まりはどんなだったんだろうと興味もわいてきます。
中世のいわゆる「魔女狩り」も、ほんとに魔女をとらえたわけもなく、
「薬草を自在にあやつる怪しげな者たち」ということで処刑されてしまった、
といわれていますね。
歴史とはなんと興味を惹かれることでしょうか。
フィクションでなく、実は、の話なんですものね。
もちろん、後世の人間が都合よく書き換えてしまうものもありますが。
ヒポクラテスにはほかにも名言がたくさんあり、
「食しているものが健康そのものである」
「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」
など、今こそ必要な言葉を本当にたくさん残しています。
また、ハーブやアロマテラピーを治療に取り入れた。ともいわれており、
もう少し勉強して、講座でもぜひ皆さんに紹介したいですね。☀
話は戻りますが、医療関係者の皆さんがこんな誓いをみんなで唱和している、
と聞けば心強くて、よろしくお願いします。という気になりますね。
そして同時に、自分の体や心を健やかに保つのは、やはり自分自身であるとも思います。
人という生き物には健やかに生きようとする力がありますね。
本能はただ生きようとしているのでしょう。
わざわざそれを邪魔することはないのでしょう。
自分自身の「治る力」を信じて・・。